西宮スポーケン交換留学プログラムQ&A
2025年3月3日
プログラム概要について
・どんなプログラムなの?
本プログラムは、西宮市と姉妹都市であるアメリカ・スポーケン市の高校生の相互派遣を通じて、友好交流を図ると共に国際的に活躍できる次世代のリーダーとして育てるための教育プログラムです。4週間互いにホームステイをして、現地の高校へ通います。対象は異文化での生活に耐えられ学習意欲に溢れる市内在学の高校生です。(滞在期間や場所が、社会情勢等によって多少変更となる場合もあります。)
・スケジュールは?
4月初旬:応募開始
4月末日:応募締切
5月10日:面接
5月中旬:合格者発表
6月~7月:米学生受け入れ(約4週間)
9月~10月:訪米(約4週間)
12月:帰国報告会
なお、上記は現時点での暫定的なものです。
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応募について
・応募資格/条件は?
市内の高校に通う生徒で、スポーケン市からの交換学生をご家庭で受け入れられれば、どなたでも応募していただけます。
・応募手順(方法)は?
各高校に案内(募集要項)をお送りしています。ほとんどの場合、英語科の先生が詳しいと思いますので、聞いてみてください。
大まかには、小論文を書いて、応募締切日までに推薦状やプロフィール(所定のフォーマットあり)と併せて事務局まで郵送いただく流れです。
・選考基準は?
英語の総合的な能力だけでなく、コミュニケーション能力や、スポーケンで学習したいという意欲、日本の文化を伝える力/気持ちなどを、小論文と面接を通して審査します。
英語が上手ければ良い、海外に行った経験が多かったら有利などということはありません。スポーケンという西宮の姉妹都市との交流の一貫としてのプログラムということを踏まえて、
能力と気持ちを全面に伝えてもらうことが大切です。
・選考後のスケジュールは?
合格発表後からスポーケンに行くまでの間に複数回の研修会を行います。
英語だけでなく、ホームステイの受け入れで留意すべきことや、アメリカでの生活、コミュニケーションの取り方などを学びます。
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スポーケンからの留学生受け入れについて
・アメリカの留学生が来日前にすべきことは?
アレルギーの確認や日本の気候の説明などをしてあげましょう。その他、お互いにできるだけ事前によくコミュニケーションをとり、できるだけ滞在の不安が
無いように心がけましょう。
・家ではどのように過ごしたら良い?
本交換留学プログラムは、それぞれの国で「生活」をしながら学び、交流するというものですので、普段の家族の過ごし方になるべく近い過ごし方で受け入れて貰えば大丈夫です。
しかし、文化の違いで、伝えていなかったがために起こる問題もありますので、できるだけ「我が家のルール」を説明できるようにしておきましょう。
・家でのルールなどはどう伝えたら良いか?
例えば、洗濯は毎日するからランドリーバッグに毎日入れて、や、食事は朝食にパン、お昼は弁当、夜はお米を食べるなどの基本的なことを伝えましょう。
その上で、押し付けるのではなく、相手の留学生の好みやアレルギー、プライバシーに配慮するためにどうすればいいか、当人とよく話し合いましょう。
・高校への通学の方法や高校での過ごし方は?
高校でも、家での生活と同じで、普段通りで大丈夫です。ただ日本語の難しい授業の場合など、スポーケンの留学生だけ別の場所で授業や交流などをすることもあるでしょう。担任の先生や英語科の先生と相談して、留学生にとっても充実した高校生活ができるようにしてあげられると尚良いです。また、クラスメートなど他の生徒との交流もどんどん進めてあげましょう。
・休日の過ごし方は?
休日も普段通り、が理想です。客人をもてなすというよりかは家族が一人増えたと考えてください。もちろん行きたいところやしたいことがたくさんあるでしょうから、家族と相談の上、無理のない範囲で一緒に楽しむのが良いです。
なお、留学生一人での外出は通信手段があるかにもよりますが、家の近場だけにしておきましょう。基本的に留学生と2人で、もしくはそれ以上の人数で行動しましょう。
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訪米までに準備すること
・訪米前はどのようなことを準備すればよいか?
スーツケース等の準備だけでなく、予防接種や現地での支払い方法(現金やクレジットカード)の確認、検討が必要です。
詳しくは研修会で説明することになります。
・予防接種などは受けないといけないのか?
アメリカに入国し通学するために求められる予防接種があります。
これも後ほど説明会や研修会でお伝えします。
・どれくらいのお金を持っていけば良い?
これまでは現金での決済が多かったですが、クレジットカードでの決済ができるところが増えてきたため、家族カードを作って持っていっている学生もいました。
基本、スポーケンでの滞在中は家族、ホストファミリーをともに行動をともにするので、食事やその他必要な費用はホストファミリーが支払ってくれる場合もあります。
自分でお金を払う機会は昼食代やお土産など自分のための物品購入などのことが多いです。
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アメリカでの生活
・どんなことをするの?
平日は高校に通い授業を受けます。ホストブラザー/シスターと一緒の授業を受ける場合もあれば、自分で選択して好きな授業を受けるという場合もあります。
現地の高校での対応は様々ですが、何かあればホストブラザー/シスターに相談しましょう。
休日は家族によって様々ですが、ドライブやキャンプなどに行く場合もあれば、友人たちと集まったり、日曜には教会へミサに行ったりします。
スポーケンでの過ごし方は、日本に留学生が来た際によく聞いておき、どういうことがしたいかも相談したり、伝えたりしておきましょう。
・気候は?
気候は日本の青森県と近いと言っている人もいます。夏場でも乾燥しているため朝晩は肌寒く、10月頃は西宮での冬と思っていてよいかと想います。
通年、乾燥傾向で気温が低いので、風邪薬や常備薬を忘れず持っていき、体調管理をしっかりとしましょう。
・治安は?
治安は比較的良いと言えるかと思いますが、場所によっては危険な区域もあります。一人での行動は絶対に避け、ホストファミリーと必ず一緒に行動するようにしましょう。
・現地でのサポート体制は?
現地のスポーケン西宮姉妹都市協会がサポートします。長い間西宮と姉妹都市交流を行ってきた信頼できるパートナーです。